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竟
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をは
ふりがな文庫
“
竟
(
をは
)” の例文
在来の倫理に
唯諾
(
ゐだく
)
し、在来の道徳を
墨守
(
ぼくしゆ
)
し、何事かの事業にはまりて一生を
竟
(
をは
)
るを以て、自ら甘んずること能はざるものあるに似たり。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
斯
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
きの
諸
(
もろもろ
)
の
悪業
(
あくごふ
)
、挙げて数ふるなし。悪業を以ての故に、更に又諸の悪業を作る。継起して
遂
(
つひ
)
に
竟
(
をは
)
ることなし。昼は則ち日光を
懼
(
おそ
)
れ又人
及
(
および
)
諸の強鳥を恐る。
二十六夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
斯
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
きの諸の悪業、挙げて数ふるなし。悪業を以ての故に、更に又諸の悪業を作る。継起して
遂
(
つひ
)
に
竟
(
をは
)
ることなし。昼は則ち日光を
懼
(
おそ
)
れ、又人
及
(
および
)
諸の強鳥を恐る。
二十六夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
継起して
遂
(
つひ
)
に
竟
(
をは
)
ることなしと云ふがそれぢゃ。いつまでたっても終りにならぬ、どこどこまでも悪因悪果、悪果によって新に悪因をつくる。な。
斯
(
か
)
うぢゃ、
浮
(
うか
)
む瀬とてもあるまいぢゃ。
二十六夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“竟”の意味
《名詞》
(つい)物事の終わり。
(出典:Wiktionary)
竟
漢検1級
部首:⽴
11画
“竟”を含む語句
畢竟
究竟
必竟
屈竟
究竟涅槃
言竟之後
咸竟
竟極
竟寧
竟宴
竟夕
窮竟
窟竟
究竟道
究竟地
畢竟誇大妄想病者
畢竟落寞
畢竟浄
本草経竟宴
崛竟
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