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立葵
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たちあおい
ふりがな文庫
“
立葵
(
たちあおい
)” の例文
紫の
立葵
(
たちあおい
)
のこと及びその色ちがいのもので赤や白のものがあることや、日本全国到る処に
棲息
(
せいそく
)
するサワ蟹のこと
三人の双生児
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
陣笠
(
じんがさ
)
に
立葵
(
たちあおい
)
の紋の付いたぶっ
割
(
さ
)
き羽織でも着なくっちゃ納まりの付かない紐だ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
生垣へだてたる
立葵
(
たちあおい
)
の二株、おたがい、高い、高い、ときそって伸びて、伸びて、ひょろひょろ、いじけた花の二、三輪、あかき色の華美を誇りし昔わすれ顔、黒くしなびた花弁の
皺
(
しわ
)
もかなしく
二十世紀旗手
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ふるひ
居
(
お
)
る小さき
蜘蛛
(
くも
)
や
立葵
(
たちあおい
)
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
悪事が、このように無邪気に行われるものだとは、笠井さんも思ってなかった。笠井さんは、可愛らしいと思った。田舎くさい素朴な、直接に田畑のにおいが感じられて、白い
立葵
(
たちあおい
)
を見たと思った。
八十八夜
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“立葵(タチアオイ)”の解説
タチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea、シノニム:Alcea rosea)は、アオイ科の多年草。属名Althaeaはギリシア語由来の古典ラテン語に由来し、語源たるギリシア語「althaia」は「althaino」(治療)と関連している。古来、タチアオイは薬草として用いられた。
(出典:Wikipedia)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
葵
漢検準1級
部首:⾋
12画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞