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窓框
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まどかまち
ふりがな文庫
“
窓框
(
まどかまち
)” の例文
とにかく二十分ほど、がらんとした
空室
(
あきべや
)
の中へ靴のまま上がって、
窓框
(
まどかまち
)
に腰をかけて待っているうちに神村は出てゆきました。
アパートの殺人
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
彼女は夢中になつてゐて初めは私に氣が付かなかつたが、氣が付くと
侮蔑
(
ぶべつ
)
の唇を
歪
(
ゆが
)
めて別の
窓框
(
まどかまち
)
に行つてしまつた。驛傳馬車は止つて、馭者が入口の
呼鈴
(
ベル
)
を鳴らした。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
窓框
(
まどかまち
)
に腰を掛けて、柱に頭をもたせて、うっとりと夜空を眺めていた伊兵衛は、思わず
彩虹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その
窓框
(
まどかまち
)
に両手をかけて音もなくひらりと中に跳り込んで、改めて
室
(
へや
)
の中を見渡した。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
松の樹の折枝が嵐にもまれて、二人の背後の
窓框
(
まどかまち
)
をバサバサバサとたたいた。強盗の向うを張ったわけでもあるまいに、しかし二人は振向もせず熱心に師父ブラウンの顔を見つめていた。
作男・ゴーの名誉
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
▼ もっと見る
卷パンの一片をこまかく碎いて、
閾
(
しきゐ
)
の上にパン屑をのせてやるつもりで、窓を
開
(
あ
)
けようと
窓框
(
まどかまち
)
を力まかせに引つぱつてゐると、その時ベシーが階段を駈け上つて子供部屋に這入つて來た。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
框
漢検1級
部首:⽊
10画
“窓”で始まる語句
窓
窓硝子
窓際
窓掛
窓外
窓枠
窓帷
窓側
窓下
窓辺