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穹窿
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まるてんじょう
ふりがな文庫
“
穹窿
(
まるてんじょう
)” の例文
黄金
(
こがね
)
の
穹窿
(
まるてんじょう
)
おほひたる、『キオスク』(
四阿屋
(
あずまや
)
)の戸口に立寄れば、周囲に茂れる
椶櫚
(
しゅろ
)
の葉に、
瓦斯燈
(
ガスとう
)
の光支へられたるが、濃き五色にて画きし、窓硝子を
洩
(
も
)
りてさしこみ
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
四方
(
よも
)
の壁と
穹窿
(
まるてんじょう
)
とには、
鬼神
(
きじん
)
竜蛇
(
りょうだ
)
さまざまの形を
画
(
えが
)
き、「トルウヘ」といふ
長櫃
(
ながびつ
)
めきたるものをところどころに
据
(
す
)
ゑ、柱には
刻
(
きざ
)
みたる
獣
(
けもの
)
の
首
(
こうべ
)
、古代の
楯
(
たて
)
、
打物
(
うちもの
)
などを懸けつらねたる
間
(
ま
)
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
四方
(
よも
)
の壁と
穹窿
(
まるてんじょう
)
とには、
鬼神竜蛇
(
きじんりょうだ
)
さまざまの形をえがき、「トルウヘ」という
長櫃
(
ながびつ
)
めきたるものをところどころにすえ、柱には刻みたる獣の
首
(
こうべ
)
、古代の
楯
(
たて
)
、打ち物などをかけつらねたる間
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“穹窿”の意味
《名詞》
天球。おおぞら。
弓の形状をしたもの。アーチ。
弓のような形状の天井。ドーム。
(出典:Wiktionary)
“穹窿(ヴォールト)”の解説
ヴォールト(en: vault、la: camera、ar: قبو)とは、アーチを平行に押し出した形状(かまぼこ型)を特徴とする天井様式および建築構造の総称である。日本語では穹窿(きゅうりゅう)と訳される。
(出典:Wikipedia)
穹
漢検1級
部首:⽳
8画
窿
漢検1級
部首:⽳
17画
“穹窿”で始まる語句
穹窿形
穹窿型
穹窿状
穹窿門
穹窿天井