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穏和
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おだやか
ふりがな文庫
“
穏和
(
おだやか
)” の例文
とにかく、
仇敵討
(
かたきう
)
ちってのは
穏和
(
おだやか
)
じゃあねえ。
次第
(
しでえ
)
によっちゃ
腕貸
(
うでかし
)
しねえもんでもねえから、さあ行くべえ。
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
穏和
(
おだやか
)
というよりもむしろ無口な彼は、自分でそうと気がつかないうちに、彼に好意をもった夫人の
口車
(
くちぐるま
)
に乗せられて、最も有利な方面から自分をみんなの前に説明していた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
穏和
(
おだやか
)
な声した
親仁
(
おやじ
)
は、笹葉にかくれて、
崖
(
がけ
)
へ半ば
踞
(
しゃが
)
んだが、黒の
石持
(
こくもち
)
の羽織に、びらしゃら
袴
(
ばかま
)
で、つり革の頑丈に太い、
提革鞄
(
さげかばん
)
を
斜
(
はす
)
にかけて、柄のない
錆小刀
(
さびこがたな
)
で、松の根を
掻廻
(
かきま
)
わしていた。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と高らかに云って、
穏和
(
おだやか
)
に
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
穏
常用漢字
中学
部首:⽲
16画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“穏”で始まる語句
穏
穏便
穏当
穏健
穏田
穏坊
穏止
穏厚
穏子
穏顔