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秋晴
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しゅうせい
ふりがな文庫
“
秋晴
(
しゅうせい
)” の例文
劈頭
(
へきとう
)
第一に小言を食わせるなんぞは驚いたね。気持の好い天気だぜ。君の内の親玉なんぞは、
秋晴
(
しゅうせい
)
とかなんとか云うのだろう。
かのように
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
このごろ
秋晴
(
しゅうせい
)
の
朝
(
あした
)
、
巷
(
ちまた
)
に立って見渡すと、この町も昔とは随分変ったものである。
懐旧
(
かいきゅう
)
の
感
(
かん
)
がむらむらと湧く。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ともすれば石炭酸の
臭
(
か
)
の満ちたる室をぬけ
出
(
い
)
でて
秋晴
(
しゅうせい
)
の庭におりんとしては軍医の小言をくうまでになりつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
えらい事になりました。僕は「
秋晴
(
しゅうせい
)
」や「
秋曇
(
しゅうどん
)
」をかいて満足していられるようになりたい。その方がどの位個人として幸福か知れない。僕がかくのは冗談にかくんじゃない。
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
“秋晴”の意味
《名詞》
あきばれ。
(出典:Wiktionary)
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
晴
常用漢字
小2
部首:⽇
12画
“秋”で始まる語句
秋
秋風
秋雨
秋海棠
秋波
秋日和
秋刀魚
秋草
秋霜
秋毫