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懐旧
ふりがな文庫
“懐旧”の読み方と例文
旧字:
懷舊
読み方
割合
かいきゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいきゅう
(逆引き)
一年前まではこうして学校へいったものだと思うとかれは自分ながら
懐旧
(
かいきゅう
)
の情がたかまってくるように思われた。母はてぬぐいと紙をだしてくれた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
このごろ
秋晴
(
しゅうせい
)
の
朝
(
あした
)
、
巷
(
ちまた
)
に立って見渡すと、この町も昔とは随分変ったものである。
懐旧
(
かいきゅう
)
の
感
(
かん
)
がむらむらと湧く。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そうしてその鋭いうちに、
懐旧
(
かいきゅう
)
と云うのか、
沈吟
(
ちんぎん
)
と云うのか、何だか、人を引きつけるなつかしみがあった。この黒い
坑
(
あな
)
の中で、
人気
(
ひとけ
)
はこの坑夫だけで、この坑夫は今や眼だけである。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
懐旧(かいきゅう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“懐旧”の意味
《名詞》
懐旧(かいきゅう)
昔の事を懐かしむこと。
(出典:Wiktionary)
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
“懐旧”で始まる語句
懐旧談
懐旧的
検索の候補
懐旧談
懐旧的
“懐旧”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
正岡子規
夏目漱石
岡本綺堂