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神易
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しんえき
ふりがな文庫
“
神易
(
しんえき
)” の例文
びっくりするような、
嚏
(
くしゃみ
)
が突然そこから聞こえましたので、万太郎の目がふと白くヒラヒラする机掛けを見ると、雨によごれた布の文字が——馬春堂流
神易
(
しんえき
)
。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところがいざ探すとなると
生憎
(
あいにく
)
なもので、
平生
(
ふだん
)
は散歩さえすればいたるところに
神易
(
しんえき
)
の看板がぶら下っている癖に、あの広い表通りに門戸を張っている
卜者
(
うらない
)
はまるで見当らなかった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ところが先生の梅花堂流の
神易
(
しんえき
)
たるや、
見料
(
けんりょう
)
を取って他人に売るものでありますが、少しも自分の運命を救うものではありませんから、こんな時には途方にくれて
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
エエ、すっかり
神易
(
しんえき
)
を
占
(
た
)
てました。
筮竹
(
ぜいちく
)
はないが宅助の
眼易
(
がんえき
)
というやつで。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その、迷路の靄に
神易
(
しんえき
)
判断のうす明りです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
さあさ
神易
(
しんえき
)
にお問いなされ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
易
常用漢字
小5
部首:⽇
8画
“神”で始まる語句
神
神々
神輿
神楽
神田
神酒
神戸
神楽坂
神仏
神主