神明様しんめいさま)” の例文
ある年九月廿日、芝の神明様しんめいさまのだらだら祭りに行くので、松蔵のくるまに、あたしは祖母の横に乗せられていた。
げんわたくしどもの土地とち産土様うぶすなさま神明様しんめいさま申上もうしあげてりますが、矢張やは竜神様りゅうじんさまでございまして……。まれ人霊じんれい場合ばあいもあるようにお見受みうけしますが、その補佐ほさには矢張やは竜神様りゅうじんさまいてられます。
沖はええ、沖はてるてる、風車かざぐるまは廻る、磯の神明様しんめいさま片時雨かたしぐれ
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)