神功皇后じんぐうこうごう)” の例文
後の世の人は、この母上の皇后の、いろんな雄々おおしい大きなお手柄てがらをおほめ申しあげて、お名まえを特に神功皇后じんぐうこうごうとおよび申しております。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
遠い上古、神功皇后じんぐうこうごうさまの挙を今日よりしのび奉っても、あの前後からすでにいかにこの国をおかさんとする外夷がいいがあったか思いやられようが。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彦少名命ひこすくなのみことを祀るともいうし、神功皇后じんぐうこうごうと応神天皇とを合祀ごうしするともいうし、あるいは女体であるともいうが、く紀州の加太かだの淡島神社の分祠で、裁縫その他の女芸一切
この天日矛あまのひぼこの八だいめのまごたる人が、のち神功皇后じんぐうこうごうのお母君ははぎみになったかたです。
赤い玉 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
この天日矛あめのひほこの七代目の孫にあたる高額媛たかぬひめという人がお生み申したのが、すなわち神功皇后じんぐうこうごうのお母上でいらっしゃいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
神功皇后じんぐうこうごうのお母方ははかたのご先祖については、こういうお話が伝わっています。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)