“神像”の読み方と例文
読み方割合
しんぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも今宵こよいは新月がのぼった夜のこととて、くずれた土台やむなしく空をささえている一本の太い柱や首も手もない神像しんぞうが、冷たく日光を反射しながら、聞えぬ声をふりしぼって泣いているように見えた。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)