“神像石”の読み方と例文
読み方割合
カムカタイシ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名高い大洗磯前イソザキの神が、或朝、忽然と海岸に現れた大汝・少彦名の神像石カムカタイシであつたことは、斉衡三年十二月の出来事で御存じの筈です。
神像石カムカタイシの場合は、石全体を神と感じる様になつたのです。又、玉だと思つてゐるものゝ中には、獣の牙だつたり、角だつたりするものもあります。
2 諸国海岸に、古代より神像石カムカタイシの存在した事実。
漂著石神論計画 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)