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社
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そう
ふりがな文庫
“
社
(
そう
)” の例文
平次は仕事に
紛
(
まぎ
)
れて、十二
社
(
そう
)
の榎長者の一件を、忘れるともなく忘れて居りましたが、又思はぬ人の出現で、その印象を新にしたのです。
銭形平次捕物控:249 富士見の塔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
結婚式を十二
社
(
そう
)
で(新宿の先の)やったのですって。東京での、よ。そのとき私を
招
(
よ
)
ぼうとしてすっかり仕度していて、お久さんの発議でやめたのですって。来て貰うのも気の毒と。
獄中への手紙:07 一九四〇年(昭和十五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「親分も知つて居なさるでせう、十二
社
(
そう
)
の
榎
(
えのき
)
長者——新宿から角筈へかけて、一番大地主で、家には鎌倉の
執權
(
しつけん
)
とかの、お墨附を持つて居る」
銭形平次捕物控:249 富士見の塔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「十二
社
(
そう
)
の近所に、
楢井
(
ならゐ
)
山左衞門といふ大名主があるが、
苗字
(
めうじ
)
帶刀
(
たいたう
)
まで許された
家柄
(
いへがら
)
で、主人の山左衞門は三月ばかり前にポツクリ亡くなつた——」
銭形平次捕物控:153 荒神箒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「よし、十二
社
(
そう
)
まで遠いが、日のあるうちには着くだらう。行つて見ようか、八」
銭形平次捕物控:249 富士見の塔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“社”の意味
《名詞》
(やしろ)神を祀る建物。神社。
(出典:Wiktionary)
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
“社”を含む語句
神社
御社
社会
社稷
招魂社
硯友社
会社
社會
大社
高社山
本社
当社
社会的
社内
社人
会社員
社界
社交
社家
社殿
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