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破子
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わりご
ふりがな文庫
“
破子
(
わりご
)” の例文
妹に乳をふくませ乍ら
破子
(
わりご
)
の弁当箱の底を
箸
(
はし
)
で突つついてゐた母が、今度は私の色の黒いことを出し抜けに言つた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
元久二年七月廿八日
途
(
みち
)
より
和哥所
(
わかどころ
)
に
参
(
まゐ
)
る、
家隆朝臣
(
かりうあそん
)
唐櫃二合
(
からひつふたつ
)
を
取寄
(
とりよせ
)
らる、○
破子
(
わりご
)
○
瓜
(
うり
)
○
土器
(
かはらけ
)
○
酒等
(
さけとう
)
あり
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
そうした若い女たちは新春の喜びに満ち足らったふうであった。北の御殿からいろいろときれいな体裁に作られた菓子の
髭籠
(
ひげかご
)
と、料理の
破子
(
わりご
)
詰めなどがここへ贈られて来た。
源氏物語:23 初音
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
元久二年七月廿八日
途
(
みち
)
より
和哥所
(
わかどころ
)
に
参
(
まゐ
)
る、
家隆朝臣
(
かりうあそん
)
唐櫃二合
(
からひつふたつ
)
を
取寄
(
とりよせ
)
らる、○
破子
(
わりご
)
○
瓜
(
うり
)
○
土器
(
かはらけ
)
○
酒等
(
さけとう
)
あり
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“破子(
破籠
)”の解説
破籠(わりご)とはヒノキなどの白木を薄くはいだ板で作られた運搬用食器の一種である。平安時代から日本で使用されていた。破子とも書く。
折り箱のような食器で、なかに仕切りがありふたがついている。ふたは一枚板かかぶせぶた、円形、四角形など様々のものが作られていた。一度使うと捨てるもので、弁当や食べ物を運ぶために使われた。
(出典:Wikipedia)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘