石槌いしづち)” の例文
それから遠州大井川の奥、伊予にも阿波にもやはりこれに似た五箇がある。伊予では五箇山と称して村とも庄とも言わず、石槌いしづち山東北のよくよくの山家であった。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
其間そのうち正午ひるになつたので、一先ひとま座敷ざしき引揚ひきあげ、晝餐ちうさん饗應きやうおうけ、それからまた發掘はつくつかゝつたが、相變あひかはらず破片はへんくらゐやうやくそれでも鯨骨げいこつ一片ひとひらと、石槌いしづち打石斧だせきふ石皿いしざら破片はへんなど掘出ほりだした。