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石摺
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いしず
ふりがな文庫
“
石摺
(
いしず
)” の例文
さあどうぞ と座敷へ案内して
石摺
(
いしず
)
りの手本なぞ出し話し始めたところへ来客でその日はそれだけになった。
結婚
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
それが岩のしわ目と文字の
痕
(
あと
)
をほの白く、そッくりそのまま、
石摺
(
いしず
)
りに
写
(
うつ
)
ってここにあるのではないか。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昔の人が
十徳
(
じっとく
)
にでも着そうな
石摺
(
いしず
)
りの羽織をぼってりと着込んで、
風通大嶋
(
ふうつうおおしま
)
の
袷
(
あわせ
)
の下に黄八丈の下着を見せ、袂の中から
升
(
ます
)
のしきりへ
肘
(
ひじ
)
をついている左の腕をそのまま背中へ廻しているので
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「この
石摺
(
いしず
)
りの軸はどうしてそちが手に
入
(
い
)
れた」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“石”で始まる語句
石
石鹸
石垣
石塊
石見
石燈籠
石榴
石膏
石楠花
石碑