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瞻上
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みあ
ふりがな文庫
“
瞻上
(
みあ
)” の例文
ツイ其処に生後まだ一ヵ月も
経
(
た
)
たぬ、むくむくと
肥
(
ふと
)
った、赤ちゃけた
狗児
(
いぬころ
)
が、小指程の
尻尾
(
しっぽ
)
を千切れそうに
掉立
(
ふりた
)
って、
此方
(
こちら
)
を
瞻上
(
みあ
)
げている。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
私達はマジマジと
瞻上
(
みあ
)
げたまま暫く物も言わずにいた。旨く越えられるだろうかという心配が起る。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
何心なく
其面
(
そのかお
)
を
瞻上
(
みあ
)
げて尾を
掉
(
ふ
)
る所を、思いも寄らぬ太い棍棒がブンと風を
截
(
き
)
って来て……と思うと、又胸が一杯になる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
と私の
面
(
かお
)
を
瞻上
(
みあ
)
げた。ええとか、何とかいって
踟蹰
(
もじもじ
)
している私の姿を、雪江さんはジロジロ視ていたが
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
瞻
漢検1級
部首:⽬
18画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“瞻”で始まる語句
瞻
瞻望
瞻視
瞻詰
瞻仰
瞻戍
瞻波
瞻部
瞻蔔迦