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睡入
ふりがな文庫
“睡入”の読み方と例文
読み方
割合
ねい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねい
(逆引き)
それだけの
狼狽
(
ろうばい
)
をさせるにしても快い事だと思っていた。葉子は宿直
部屋
(
べや
)
に行って、しだらなく
睡入
(
ねい
)
った当番の看護婦を呼び起こして
人力車
(
じんりきしゃ
)
を頼ました。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
その音に
脅
(
おび
)
えたのであらうか、今までは音無しく
睡入
(
ねい
)
つて居たらしい彼の二疋の犬は、その時床の下からほの白く出て来るや否や、又いつものあの夕方の遠吠えを初めた……。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
情慾の曇が取れて心の鏡が明かになり、
睡入
(
ねい
)
ッていた
智慧
(
ちえ
)
は
俄
(
にわか
)
に眼を覚まして決然として断案を下し出す。眼に見えぬ
処
(
ところ
)
、幽妙の処で、文三は——全くとは云わず——
稍々
(
やや
)
変生
(
うまれかわ
)
ッた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
睡入(ねい)の例文をもっと
(5作品)
見る
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“睡”で始まる語句
睡
睡眠
睡気
睡蓮
睡魔
睡氣
睡眠剤
睡鴎
睡遊
睡齋
“睡入”のふりがなが多い著者
ウィリアム・シェークスピア
二葉亭四迷
有島武郎
佐藤春夫
芥川竜之介