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眼孔
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がんこう
ふりがな文庫
“
眼孔
(
がんこう
)” の例文
凡小井蛙
(
ぼんしょうせいあ
)
の
眼孔
(
がんこう
)
をもって、軽々な取沙汰は慎むべきであると——
苦々
(
にがにが
)
しくたしなめる老武者もあった。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いづれ同じ事なり太陽の光線がさつさとわが
眼孔
(
がんこう
)
を拔け通れかし
樹木とその葉:03 島三題
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
「よくいった。いかさま、われらは田舎武士、
井蛙
(
せいあ
)
のような
眼孔
(
がんこう
)
をもって、周囲を見てばかりおるために、於弁の申すような大局に気づかなかった。みなは、どう思う」
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
転じて、家康を
観
(
み
)
ることは、また秀吉の
眼孔
(
がんこう
)
の底を
覗
(
のぞ
)
くことでもある。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小さな
眼孔
(
がんこう
)
で、見すごしているわけもない。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
この時代の人の
眼孔
(
がんこう
)
は大きかった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“眼孔”の意味
《名詞》
眼球が入っている孔。眼窩。
見識の範囲。
(出典:Wiktionary)
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
孔
常用漢字
中学
部首:⼦
4画
“眼”で始まる語句
眼
眼鏡
眼前
眼瞼
眼差
眼窩
眼球
眼眸
眼色
眼力