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真寿院
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しんじゅいん
ふりがな文庫
“
真寿院
(
しんじゅいん
)” の例文
本
(
もと
)
妙了は特に渋江氏に縁故のある女ではない。神田
豊島町
(
としまちょう
)
の古着屋の
女
(
むすめ
)
に生れて、
真寿院
(
しんじゅいん
)
の
女小姓
(
おんなごしょう
)
を勤めた。さて
暇
(
いとま
)
を取ってから人に嫁し、夫を
喪
(
うしな
)
って
剃髪
(
ていはつ
)
した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
抽斎は
小字
(
おさなな
)
を
恒吉
(
つねきち
)
といった。故越中守
信寧
(
のぶやす
)
の夫人
真寿院
(
しんじゅいん
)
がこの子を愛して、当歳の時から五歳になった頃まで、
殆
(
ほとん
)
ど日ごとに召し寄せて、
傍
(
そば
)
で
嬉戯
(
きぎ
)
するのを見て
楽
(
たのし
)
んだそうである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
寿
常用漢字
中学
部首:⼨
7画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮