トップ
>
看慣
ふりがな文庫
“看慣”の読み方と例文
読み方
割合
みな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みな
(逆引き)
と
一寸
(
ちょっと
)
首を傾げた。これが何を聞く時でも雪江さんの
為
(
す
)
る癖で、
看慣
(
みな
)
れては居るけれど、私は
常
(
いつ
)
も可愛らしいと思う。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
刑事の眼は門前に光って
看慣
(
みな
)
れぬものは一々
誰何
(
すいか
)
したから、誰もイイ気持がしないで尋ねるものが余りなかった。
最後の大杉
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
長いこと
煩
(
わずら
)
っていたから、
窶
(
やつ
)
れた顔は
看慣
(
みな
)
れていたが、
此様
(
こん
)
な色になっていたのを見た事がない。厭に白けて、
光沢
(
つや
)
がなくて、死の影に曇っているから、顔中が何処となく薄暗い。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
看慣(みな)の例文をもっと
(3作品)
見る
看
常用漢字
小6
部首:⽬
9画
慣
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“看”で始まる語句
看
看護
看板
看破
看做
看過
看病
看護婦
看経
看客
“看慣”のふりがなが多い著者
内田魯庵
二葉亭四迷