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眉墨
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まゆずみ
ふりがな文庫
“
眉墨
(
まゆずみ
)” の例文
追いかけ呼びもどして三人の見事な
口髭
(
くちひげ
)
、銀色の呼吸を流して、年増女の深い思いが高潮に達したときニコロは私の白いワイシャツの皮膚に彼女の
眉墨
(
まゆずみ
)
でもって
恋の一杯売
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
仰向いてゐる
旦那
(
だんな
)
さまの
口髭
(
くちひげ
)
のある顔や、奥さまの
白粉
(
おしろい
)
をつけて
眉墨
(
まゆずみ
)
を引いた顔や、坊ちやん嬢ちやんのきれいな顔などを見た時、なんともいへぬ
可笑
(
をか
)
しさと気の毒さを覚えて
かぶと虫
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
ある時、お皿の半分だけしか
真黒
(
まっくろ
)
にならなかったが、アンポンタンらしい理屈を考えた。どうせ、毎日おばあさんが
拭
(
ふ
)
いてゆくのだからと——今思えば、それが
眉墨
(
まゆずみ
)
であったのだが——
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
眉墨
(
まゆずみ
)
にして
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
“眉墨”の解説
眉墨(まゆずみ、黛)は、化粧品の一種。眉の形を美しく見せるために、眉を書き足すための化粧品。また、その化粧法そのものを指す。アイブロウ(en: eyebrow、ˈaɪbraʊ)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
眉
常用漢字
中学
部首:⽬
9画
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
“眉”で始まる語句
眉
眉間
眉毛
眉目
眉宇
眉深
眉根
眉唾
眉山
眉間尺