“眉墨”の読み方と例文
読み方割合
まゆずみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
追いかけ呼びもどして三人の見事な口髭(くちひげ)、銀色の呼吸を流して、年増女の深い思いが高潮に達したときニコロは私の白いワイシャツの皮膚に彼女の眉墨(まゆずみ)でもって
恋の一杯売 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
仰向いてゐる旦那(だんな)さまの口髭(くちひげ)のある顔や、奥さまの白粉(おしろい)をつけて眉墨(まゆずみ)を引いた顔や、坊ちやん嬢ちやんのきれいな顔などを見た時、なんともいへぬ可笑(をか)しさと気の毒さを覚えて
かぶと虫 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
ある時、お皿の半分だけしか真黒(まっくろ)にならなかったが、アンポンタンらしい理屈を考えた。どうせ、毎日おばあさんが拭(ふ)いてゆくのだからと——今思えば、それが眉墨(まゆずみ)であったのだが——