“発狂者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きちがい50.0%
はっきょうしゃ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにしても、あの発狂者(きちがい)はどうなされた、ほんとうにお気の毒なのはあの方でございますが、これも前世の宿業(しゅくごう)の致すところでございましょう、お諦(あきら)め下さいまし。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
彼(かれ)の発狂者(はっきょうしゃ)らしい所(ところ)は、始終(しじゅう)気(き)の張(は)った様子(ようす)と、変(へん)な眼付(めつき)とをするの外(ほか)に、時折(ときおり)、晩(ばん)になると、着(き)ている病院服(びょういんふく)の前(まえ)を神経的(しんけいてき)に掻合(かきあ)わせると思(おも)うと、歯(は)の根(ね)も合(あ)わぬまでに全身(ぜんしん)を顫(ふる)わし
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)