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畳込
ふりがな文庫
“畳込”の読み方と例文
読み方
割合
たたみこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たたみこ
(逆引き)
それがこう変な形になって現れたのはどういう訳だか、自分には始めから
呑
(
の
)
み込めなかった。母はまたそれを胸の中に
畳込
(
たたみこ
)
んでいるという風に見えた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
少くとも、あの、絵看板を
畳込
(
たたみこ
)
んで持っていて、汽車が
隧道
(
トンネル
)
へ入った、
真暗
(
まっくら
)
な煙の
裡
(
うち
)
で、
颯
(
さっ
)
と化猫が女を
噛
(
か
)
む血だらけな
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
の、
真赤
(
まっか
)
な色を
投出
(
ほうりだ
)
しそうに考えられた。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
畳込(たたみこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
畳
常用漢字
中学
部首:⽥
12画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“畳”で始まる語句
畳
畳紙
畳敷
畳句
畳付
畳半
畳数
畳廊下
畳々
畳鰯
“畳込”のふりがなが多い著者
夏目漱石
泉鏡花