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番手桶
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ばんておけ
ふりがな文庫
“
番手桶
(
ばんておけ
)” の例文
米磨桶
(
こめとぎおけ
)
もあれば手桶もあり、荷桶もあれば
番手桶
(
ばんておけ
)
もあり、
釣瓶
(
つるべ
)
の壊れたのまで、ごろごろしているところを見れば、今日一日の雇いきりに限らず
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
表の大地は
箒木目
(
ははきめ
)
立ちて
塵
(
ちり
)
もなく。格子戸はきれいにふききよめて。おのずから光沢をおびたり。残ったる
番手桶
(
ばんておけ
)
の水を
撒
(
ま
)
きたるとおぼしき。
沓
(
くつ
)
ぬぎのみかげ石の上に。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
庭先に
番手桶
(
ばんておけ
)
、
荒筵
(
あらむしろ
)
を敷いて、その上の枝ぶりの良い松に
吊
(
つ
)
り上げたのは、半裸体の美女。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
赤井左門から命令があったものか、庭先には
高張提灯
(
たかはりぢょうちん
)
をかかげ、
番手桶
(
ばんておけ
)
を積み
荒筵
(
あらむしろ
)
を敷き、
俄
(
にわ
)
か事ながらすべてお
白洲
(
しらす
)
そのままに作って、往来に向いた庭木戸を真一文字に開かせました。
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
番
常用漢字
小2
部首:⽥
12画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“番”で始まる語句
番
番頭
番町
番人
番傘
番兵
番附
番目
番地
番太