もおし)” の例文
こがれなさるもの、ちょっと一目お目にかかって、お聞かせもおしとうござんすけれど、今顔をお見せ申しますと、お慕いなさいます御心から、前後も忘れて夢見るように、袖にからんで手にすが
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その以前、直々じきじきに貴面を得て、客僧にもおし談じたい儀があるとわるる。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)