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由縁
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ゆゑ
ふりがな文庫
“
由縁
(
ゆゑ
)” の例文
憑
(
たの
)
みつる君は、此の国にては
一一六
由縁
(
ゆゑ
)
ある御方なりしが、人の
讒
(
さかしら
)
にあひて
領
(
しる
)
所をも失ひ、今は此の野の
隈
(
くま
)
に
侘
(
わび
)
しくて住ませ給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
勝四郎
熟
(
つらつら
)
思ふに、かく
落魄
(
おちぶ
)
れてなす事もなき身の何をたのみとて遠き国に
逗
(
とど
)
まり、
六八
由縁
(
ゆゑ
)
なき人の
恵
(
めぐみ
)
をうけて、いつまで生くべき命なるぞ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
此の寺はさる
由縁
(
ゆゑ
)
ありて、かく荒れはて、人も住まぬ野らとなりしかば、一
粒
(
りふ
)
の
一〇三
斎糧
(
ときりやう
)
もなく、
一宿
(
ひとよ
)
をかすべき
一〇四
はかりごともなし。はやく里に出でよといふ。禅師いふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“由縁”の意味
《名詞》
(context、dated)関係。ゆかり。
由来。由緒。わけ。
(出典:Wiktionary)
由
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“由”で始まる語句
由
由緒
由々
由来
由良
由利
由井
由旬
由比
由井正雪