“田舎臭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いなかくさ80.0%
ゐなかくさ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてその仕事をまじめにしているともう考えることも考えることもみんなじみな、そうだ、じみというよりはやぼな所謂(いわゆる)田舎臭(いなかくさ)いものに変(かわ)ってしまう。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それは少しも田舎臭(いなかくさ)くない、優雅な家具調度で豊かに飾りつけられた、大きな部屋であった。
薄痘痕(うすあばた)のある、背の高い男で、風采は何所(どこ)となく田舎臭(ゐなかくさ)いところがあるが、其の柔和な眼色(めつき)の中(うち)には何所(どこ)となく人を引付ける不思議の力が籠(こも)つて居て、一見して、僕は少なからず気に入つた。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)