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田舎臭
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いなかくさ
ふりがな文庫
“
田舎臭
(
いなかくさ
)” の例文
そしてその仕事をまじめにしているともう考えることも考えることもみんなじみな、そうだ、じみというよりはやぼな
所謂
(
いわゆる
)
田舎臭
(
いなかくさ
)
いものに
変
(
かわ
)
ってしまう。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
それは少しも
田舎臭
(
いなかくさ
)
くない、優雅な家具調度で豊かに飾りつけられた、大きな部屋であった。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
私という津軽の土百姓の血統の男が、どんな都会生活をして来たかを書きしたため、また「東京八景」以後の大戦の生活をも補足し、そうして、私の
田舎臭
(
いなかくさ
)
い本質を
窮
(
きわ
)
めたいと思った。
十五年間
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
私はしまいに父の無知から出る
田舎臭
(
いなかくさ
)
いところに不快を感じ出した。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
“田舎”で始まる語句
田舎
田舎者
田舎漢
田舎道
田舎家
田舎娘
田舎訛
田舎町
田舎侍
田舎路