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生麻
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きあさ
ふりがな文庫
“
生麻
(
きあさ
)” の例文
木綿の紺絣のほかに、上布があって
生麻
(
きあさ
)
の上等のを用い、
柄
(
がら
)
の細かいよい品を
手機
(
てばた
)
にかけました。決して粗末な仕事ではありません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
着ている
生麻
(
きあさ
)
の
帷子
(
かたびら
)
も、
袴
(
はかま
)
も、汚れてほこりまみれで、
萱笠
(
すげがさ
)
をあみだにかぶり、彼は刀を肩にかついでいた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
或いはまた「
栲衾
(
たくぶすま
)
新羅
(
しらぎ
)
の国」などとも謂って、白いという
枕詞
(
まくらことば
)
にこのタクの
衾
(
ふすま
)
を用いていたのを見ると、是はおそらくは染めずに着たもので、今日謂うところの
生麻
(
きあさ
)
などと同じく
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
生麻
(
きあさ
)
の
帷子
(
かたびら
)
に
袴
(
はかま
)
、黒い
紗
(
しゃ
)
の羽折をかさね、右手に刀を持っていた。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
甲斐は
生麻
(
きあさ
)
の
帷子
(
かたびら
)
の着ながしに、脇差だけ持って出て来た。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死