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萱笠
ふりがな文庫
“萱笠”の読み方と例文
読み方
割合
すげがさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すげがさ
(逆引き)
彼は肩に掛けている
旅嚢
(
りょのう
)
を揺りあげ、持っている
萱笠
(
すげがさ
)
をふらりと、その岩のほうへ振った。すると、老人の顔を緑色の影がかすめた。
似而非物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
さらさらと乾いた粉雪だから、功兵衛は
萱笠
(
すげがさ
)
をかぶっただけで下城した。彼は登城して必要のない限り、供の者は帰らせていた。
醜聞
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
小砂利の鳴る音を聞いたからであるが、振返ってみると
帯刀
(
たてわき
)
であった。
萱笠
(
すげがさ
)
をかぶり
短袴
(
たんこ
)
に草履ばきで、
釣竿
(
つりざお
)
と
魚籠
(
びく
)
を持ち、
餌箱
(
えばこ
)
を
紐
(
ひも
)
で肩に掛けていた。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
萱笠(すげがさ)の例文をもっと
(7作品)
見る
萱
漢検準1級
部首:⾋
12画
笠
漢検準1級
部首:⽵
11画
“萱”で始まる語句
萱
萱草
萱原
萱葺
萱野
萱堂
萱山
萱屋
萱乃
萱門