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生来
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しょうらい
ふりがな文庫
“
生来
(
しょうらい
)” の例文
旧字:
生來
お勢の
生立
(
おいたち
)
の有様、
生来
(
しょうらい
)
子煩悩
(
こぼんのう
)
の孫兵衛を父に持ち、他人には薄情でも我子には眼の無いお政を母に持ッた事ゆえ、幼少の折より
挿頭
(
かざし
)
の花、
衣
(
きぬ
)
の裏の玉と
撫
(
な
)
で
愛
(
いつくし
)
まれ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
抑
(
そ
)
も
是
(
こ
)
れが私の
生来
(
しょうらい
)
活動の始まり。有らん限りの仕事を働き、何でもしない事はない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「そういうわけならば、ひとつ私も探してみましょう。あのお松とても
生来
(
しょうらい
)
が、それほど馬鹿ではなかったはずですから、尋ね出して聞いてみたら何か事情があるかも知れません」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
六百円を三に割って一年に二百円ずつ使えば三年間は勉強が出来る。三年間一生懸命にやれば何か出来る。それからどこの学校へはいろうと考えたが、学問は
生来
(
しょうらい
)
どれもこれも好きでない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“生来”の意味
《名詞》
生 来(しょうらい・せいらい)
生まれつき。また、生まれつきもって生まれた性質や性格。
《形容動詞》
生 来(しょうらい・せいらい)
生まれつき。うまれたときから。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死