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生家
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せいか
ふりがな文庫
“
生家
(
せいか
)” の例文
生家
(
せいか
)
は船橋の町から二里あまり北の方へ行つた田舍の百姓家なので、一まづそこに身を寄せ、市役所の紹介で小岩町のある運送會社に雇はれた。
羊羹
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
その
方
(
かた
)
は
生前
(
せいぜん
)
私
(
わたくし
)
と
大
(
たい
)
へんに
仲
(
なか
)
の
良
(
よ
)
かったお
友達
(
ともだち
)
の
一人
(
ひとり
)
で、
名前
(
なまえ
)
は
敦子
(
あつこ
)
……あの
敦盛
(
あつもり
)
の
敦
(
あつ
)
という
字
(
じ
)
を
書
(
か
)
くのでございます。
生家
(
せいか
)
は
畠山
(
はたけやま
)
と
言
(
い
)
って、
大
(
たい
)
そう
由緒
(
ゆいしょ
)
ある
家柄
(
いえがら
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
どの娘もまた
生家
(
せいか
)
の
父母
(
ふぼ
)
に知らせなくってはすまない事項であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
生家
(
せいか
)
は船橋の町から二里あまり北の方へ行った田舎の百姓家なので、一まずそこに身を寄せ、市役所の紹介で小岩町のある運送会社に雇われた。
羊羹
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“生家”の意味
《名詞》
生 家(せいか)
その人の生まれた家。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“生家”で始まる語句
生家方