生噛なまがみ)” の例文
子供の時に早飯はやめしと何とやらは武士のたしなみなんといって、人に悪く云われた事もあり、又自分でも早く食いたいとおもって居たが、何分にも頬張ほおばっ生噛なまがみにして食うことが出来ない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
えうするに彼は、宇宙うちうの本體をさぐらうとしたり人生じんせいの意義をきはめやうとして、種々な思想を生噛なまがみにしてゐるうちに、何時かデカタン派の影響えいきやうけて、そして其の空氣が弱い併しながらねばツこい力で
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)