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玉椿
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たまつばき
ふりがな文庫
“
玉椿
(
たまつばき
)” の例文
建物のまわりには
円竹
(
まるたけ
)
の垣根があって、
玉椿
(
たまつばき
)
のような木の花がいちめんに咲いていたが、それは憲一がこれまで見たことのない花であった。
藤の瓔珞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
若狭の八百比丘尼は本国
小浜
(
おばま
)
の或る神社の中に、
玉椿
(
たまつばき
)
の花を手に持った木像を安置しているのみではない。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
とのべつに呼んでいるから孝助も気の毒に思い、横になって枕をつけ、
玉椿
(
たまつばき
)
八千代
(
やちよ
)
までと思い思った夫婦
中
(
なか
)
、初めての語らい、誠にお目出たいお話でございます。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大木の
白木蓮
(
しろもくれん
)
、
玉椿
(
たまつばき
)
、
槇
(
まき
)
、
海棠
(
かいだう
)
、黒竹、
枝垂
(
しだ
)
れ桜、大きな
花柘榴
(
はなざくろ
)
、梅、
夾竹桃
(
けふちくたう
)
、いろいろな種類の蘭の鉢。さうしてそれ等の不幸な木はかくも忙しくその居所を変へなければならなかつた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
椿
漢検準1級
部首:⽊
13画
“玉”で始まる語句
玉
玉蜀黍
玉葱
玉鬘
玉章
玉菜
玉璽
玉藻
玉簾
玉垣