“牛曳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うしひ50.0%
うしひき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまなかみちのかたわらに、椿つばき若木わかぎがありました。牛曳うしひきの利助りすけさんは、それにうしをつなぎました。
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
いずれも鼻頭はなづらにおよそ三間あまりの長綱をつけて、姿形も森の中に定かならず、牛曳うしひきと見えるのが飛々に現れて、のッそり悠々として通っていたのであるが、今くだんの大鷲が、風を起して一翼に谷を越え
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)