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父讐
ふりがな文庫
“父讐”の読み方と例文
読み方
割合
ふしゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふしゅう
(逆引き)
かつて『曽我物語』を読み、曽我兄弟がその父の
讐
(
あだ
)
を報じたる痛快
淋漓
(
りんり
)
の段に至り、
矍然
(
かくぜん
)
として案を
拍
(
う
)
って曰く「我あに一度は
父讐
(
ふしゅう
)
を報ずるあたわざらんや」
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
現に「農家義人伝」は「伝吉、
一郷
(
いっきょう
)
の
悪少
(
あくしょう
)
と共に
屡
(
しばしば
)
横逆
(
おうげき
)
を行えりと云う。
妄誕
(
もうたん
)
弁ずるに足らざる也。伝吉は
父讐
(
ふしゅう
)
を復せんとするの孝子、
豈
(
あに
)
、
這般
(
しゃはん
)
の
無状
(
ぶじょう
)
あらんや」と「木の葉」の記事を否定している。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
父讐(ふしゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
讐
漢検1級
部首:⾔
23画
“父”で始まる語句
父
父親
父子
父母
父様
父娘
父御
父樣
父上
父爺
“父讐”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
芥川竜之介