“横逆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうぎゃく50.0%
おうげき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筑前どの、諸政横逆おうぎゃく、御味方にて、恨みをふくむ者多し。右大臣家(織田)にたいし奉り、疎意そいいだくにあらねど、当家も三木城にたてこもり、羽柴どのの手を離れて、善戦独歩の覚悟相定め申し候。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
現に「農家義人伝」は「伝吉、一郷いっきょう悪少あくしょうと共にしばしば横逆おうげきを行えりと云う。妄誕もうたん弁ずるに足らざる也。伝吉は父讐ふしゅうを復せんとするの孝子、あに這般しゃはん無状ぶじょうあらんや」と「木の葉」の記事を否定している。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)