“焼附”の読み方と例文
読み方割合
やきつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さつきから空の大半たいはん真青まつさをに晴れて来て、絶えず風の吹きかよふにもかゝはらず、ぢり/\人のはだ焼附やきつくやうな湿気しつけのある秋の日は、目の前なる大川おほかはの水一面にまぶしく照り輝くので
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
さっきから空の大半は真青まっさおに晴れて来て、絶えず風の吹きかようにもかかわらず、じりじり人の肌に焼附やきつくような湿気しっけのある秋の日は、目の前なる大川おおかわの水一面にまぶしく照り輝くので
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)