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火炙
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ひあぶり
ふりがな文庫
“
火炙
(
ひあぶり
)” の例文
随分
生皮
(
いきがわ
)
も
剥
(
はが
)
れよう、
傷
(
て
)
を負うた
脚
(
あし
)
を
火炙
(
ひあぶり
)
にもされよう……それしきは
未
(
まだ
)
な事、こういう事にかけては頗る思付の
好
(
い
)
い
渠奴等
(
きゃつら
)
の事、
如何
(
どん
)
な事をするか
知
(
しれ
)
たものでない。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
そのうち切支丹が
法度
(
はつと
)
になつて、信徒は皆
火炙
(
ひあぶり
)
にせられた。大膳もその数には漏れなかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
てんでに小さな炬火をもって
火炙
(
ひあぶり
)
にしたり、あるいは手足の指を一本一本切り放ったり、あるいは灼熱した鉄の棒をもって焼き焦したり、あるいは小刀をもって切り刻んだりして
奴隷根性論
(新字新仮名)
/
大杉栄
(著)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
炙
漢検1級
部首:⽕
8画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒