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火水
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ひみづ
ふりがな文庫
“
火水
(
ひみづ
)” の例文
併し老功と云はれる囚人で、これまで
火水
(
ひみづ
)
の間を潜つて来た奴がこの事件ではワシリの安全を請け合ふ事を躊躇して、頭を振つてゐる。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
大恩を受けてゐる翁さん姨さんの事だから、頼むと言はれた日には、僕の
体
(
からだ
)
は
火水
(
ひみづ
)
の中へでも飛込まなければならないのだ。翁さん姨さんの頼なら、無論僕は火水の中へでも飛込む精神だ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
もこがすなる
勿体
(
もつたい
)
なけれど
何事
(
なにごと
)
まれお
腹立
(
はらだ
)
ちて
足踏
(
あしぶみ
)
ふつになさらずは
我
(
わ
)
れも
更
(
さ
)
らに
参
(
まゐ
)
るまじ
願
(
ねが
)
ふもつらけれど
火水
(
ひみづ
)
ほど
中
(
なか
)
わろくならばなか/\に
心安
(
こゝろやす
)
かるべしよし
今日
(
けふ
)
よりはお
目
(
め
)
にもかゝらじものもいはじお
気
(
き
)
に
障
(
さは
)
らばそれが
本望
(
ほんまう
)
ぞとて
膝
(
ひざ
)
につきつめし
曲尺
(
ものさし
)
ゆるめると
共
(
とも
)
に
隣
(
となり
)
の
声
(
こゑ
)
を
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“火水”で始まる語句
火水木金土