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火水
ふりがな文庫
“火水”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひみず
72.7%
ひみづ
27.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひみず
(逆引き)
「アハハハハ、
火水
(
ひみず
)
の苦しみとはこれだ、水の中へ投げ込まれて往生のしきれぬ奴が、火の中で焼け死ぬのだ、お喋り坊主、これでも出て来ないか」
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ですから
部下
(
ぶか
)
の
兵士
(
へいし
)
たちも
田村麻呂
(
たむらまろ
)
を
慕
(
した
)
いきって、そのためには
火水
(
ひみず
)
の中にもとび
込
(
こ
)
むことをいといませんでした。
田村将軍
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
火水(ひみず)の例文をもっと
(8作品)
見る
ひみづ
(逆引き)
併し老功と云はれる囚人で、これまで
火水
(
ひみづ
)
の間を潜つて来た奴がこの事件ではワシリの安全を請け合ふ事を躊躇して、頭を振つてゐる。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
大恩を受けてゐる翁さん姨さんの事だから、頼むと言はれた日には、僕の
体
(
からだ
)
は
火水
(
ひみづ
)
の中へでも飛込まなければならないのだ。翁さん姨さんの頼なら、無論僕は火水の中へでも飛込む精神だ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
火水(ひみづ)の例文をもっと
(3作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“火水”で始まる語句
火水木金土
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尾崎紅葉
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吉川英治
夢野久作