“ひみず”の漢字の書き方と例文
語句割合
火水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
津守編輯長のためなら火水ひみずにでも飛込む気で、靴下を穿いた。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
火水ひみずになって働く大勢の働きぶりと、みなぎり返る笛吹川の洪水とを見比べては、自ら勇みをなして尾を振り立てながら、時々何をか促すように慢心和尚の面を仰ぎ見るのであります。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「反きませんとも、お嬢様のおっしゃることならば、火水ひみずの中でも……」
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)