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火把
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たいまつ
ふりがな文庫
“
火把
(
たいまつ
)” の例文
彼れ
白痘
(
はくとう
)
満顔、広額
尖頤
(
せんい
)
、
双眉
(
そうび
)
上に釣り、両頬下に
殺
(
そ
)
ぐ、
鼻梁
(
びりょう
)
隆起、
口角
(
こうかく
)
緊束
(
きんそく
)
、細目
深瞳
(
しんとう
)
、ただ眼晴
烱々
(
けいけい
)
、
火把
(
たいまつ
)
の如きを見るのみ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
そして、その影は、彼の馬車が停った時に、
火把
(
たいまつ
)
の光と入れ換った。それから彼の館の大扉が彼に向って開かれた。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
それを置く窖(ずいぶん長いあいだあけずにあったので、その息づまるような空気のなかで、持っていた
火把
(
たいまつ
)
はなかば
燻
(
くすぶ
)
り、あたりを調べてみる機会はほとんどなかったが)
アッシャー家の崩壊
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
火把
(
たいまつ
)
を握れば、火遂にその手に及ぶ、然り、思いの外
殺急
(
さっきゅう
)
に及び来れり。
伯夷
(
はくい
)
伝を読んで感激したる
徳川光圀
(
とくがわみつくに
)
の如きは、
劈頭
(
へきとう
)
の予言者にあらずや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
火把
(
たいまつ
)
を先に立てて、浅く段をつけた幅広の上り段を上って行ったが、その火把はあたりの
暗闇
(
くらやみ
)
を掻き乱し
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
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その中には二三の鍛冶道具と、
火把
(
たいまつ
)
が一対と、
引火奴箱
(
ほくちばこ
)
が一つ入っていた。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
把
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒