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瀝
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したた
ふりがな文庫
“
瀝
(
したた
)” の例文
件
(
くだん
)
の経文に〈この道人、頭破れ血
瀝
(
したた
)
り、床座を
沾汚
(
てんお
)
す、駆りて
角
(
すみ
)
に入らしむ、急を得て糞を失す、次第七人、皆打棒せられ、地に
宛転
(
えんてん
)
す〉とあるから転化したのだ。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
まして伊達政宗が連年血を流し汗を
瀝
(
したた
)
らして切取った上に拠ったところの地で、いやいやながら差出したところであり、人情として
涎
(
よだれ
)
を垂らし
頤
(
あご
)
を
朶
(
た
)
れて居るところである
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
萩の花の落ちこぼれた水の
瀝
(
したた
)
りは、静かな夕暮の中に、
幾度
(
いくたび
)
か
愛子
(
あいこ
)
の小さい
咽喉
(
のど
)
を
潤
(
うる
)
おした。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
瀝
漢検1級
部首:⽔
19画
“瀝”を含む語句
瀝青
土瀝青
披瀝
余瀝
淅瀝
瀝尽
餘瀝
輝瀝青
瀝青黒
瀝青色
瀝青様
瀝盡
瀝然
瀝土
瀝々
小便滴瀝
含有瀝青土