“瀝尽”の読み方と例文
旧字:瀝盡
読み方割合
れきじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠く源平時代より其証左は歴々と存していて、こと足利あしかが氏中世頃から敗軍の将士の末路は大抵土民の為に最後の血を瀝尽れきじんさせられている。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
彼等が心血を瀝尽れきじんして其の見証の内容を説くや、時に発して煌煌くわうくわうたる日星の大文章をなすことあれど、而かも其の辞愈〻いよ/\しげくして、指す方のいよ/\天上の月を離るゝがごとき観あるは如何にぞや。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)