“濶(はば)” の例文
茶の後、直ぐ川を渡って針葉樹林の生態(せいたい)を見に行く。濶(はば)五間(けん)程の急流に、楢(なら)の大木が倒れて自然に橋をなして居る。幹を踏み、梢(こずえ)を踏み、終に枝を踏む軽業(かるわざ)、幸に関翁も妻も事なく渡った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)