“濡葉(ぬれは)” の例文
雨は夕方歇(や)んで、夜(よ)に入つたら、雲がしきりに飛(と)んだ。其中(うち)洗つた様な月が出(で)た。代助は光(ひかり)を浴(あ)びる庭の濡葉(ぬれは)を長い間(あひだ)椽側から眺(なが)めてゐたが、仕舞に下駄を穿(は)いて下(した)へ降(お)りた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
雨は夕方歇(や)んで、夜(よ)に入(い)ったら、雲がしきりに飛んだ。その中洗った様な月が出た。代助は光を浴びる庭の濡葉(ぬれは)を長い間縁側から眺めていたが、仕舞に下駄を穿(は)いて下へ降りた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)