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激発
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げきはつ
ふりがな文庫
“
激発
(
げきはつ
)” の例文
旧字:
激發
上ずった声が、方々から
激発
(
げきはつ
)
して、中には、主君の御無念さを思うと、
凝
(
じっ
)
としていられない、
慟哭
(
どうこく
)
して、人影に沈んで
嗚咽
(
おえつ
)
する者もあった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
喬之助の虚心流は、ジワジワと
徐々
(
じょじょ
)
に動き、右近の観化流は、
静中観物化
(
せいちゅうかんぶっか
)
、しずかなること林のごとき中から、やにわに
激発
(
げきはつ
)
して鉄を
断
(
た
)
ち、岩を
砕
(
くだ
)
くのである。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
青年の顔は、恐ろしい感情の
激発
(
げきはつ
)
のために、紫色にふくらんでいた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
“激発”の意味
《名詞》
激 発(げきはつ)
事件が勃発すること。
激しい感情が起こること。
火薬などが爆発すること。
(出典:Wiktionary)
激
常用漢字
小6
部首:⽔
16画
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
“激”で始まる語句
激
激昂
激励
激湍
激越
激浪
激怒
激流
激烈
激情